讀む。

2009年10月30日 (金)

One Fast Move or I'm Gone: Music from Kerouac's Big Sur by Benjamin Gibbard/Jay Farrar (愛すべき全ての孤独な旅人たちへ…)

「ビッグサー」(1960)は「路上」「ダルマバムズ」に匹敵するケルアック後期の傑作だ。文学界の異端児として、また時代の寵児として祭り上げられ、その大きな畝りの中で煩悶する孤独な中年男のザラザラした心の闇を包隠さず吐露した私小説である。そこへ無謀にも遠慮なく曲を付け、彼の40周忌を偲ぼうという企画が文字通り、One Fast Move or I'm Gone: Music from Kerouac's Big Surて代物。音楽担当をBenjamin GibbardとJay Farrarが請負っている(身の程知らずの野郎共め!)。彼ら曰く“キャンプファイアーソング集”てことで赦してちょ。だってさ…成るほど素朴なフォークブルースが12曲、どれも3minに満たないほどのそっけない短さだ。これが奥さんなかなかどーして。フォーキーなケルたんも悪くないかもしれません…。
Kerouac_2

2009年8月22日 (土)

名作だす。

Puppy友人宅へおよばれ。呼び鈴を押すと、
彼らの愛娘が玄関から転び出てきました。
その胸にしっかと抱えられていたのがこの本、
「こいぬがうまれるよ」。

ずーっと前、彼女の1歳のお誕生日に
いつか読んでほしいと私が贈った本です。


Puppy1

「ここキモイんだよぉ。」とか云いながら、
(今時の子はキモイって標準語なのね…)
辿々しくも一所懸命に音読してくれました。

わしゃ感激一入だよ(ノω・、) ウゥ…



Puppy2
おかあさんから生まれたこいぬたちが
少しずつ、少しずつ、成長していくさまを
白黒写真とシンプルな言葉で綴っています。

小さな命の営みを優しく教えてくれる絵本です。



Puppy3
いま彼女が犬ならば丁度これくらいかな。

このちいさなこいぬたちのように、
好奇心一杯に見て、触って、感じて、
たくさん笑って、たくさん泣いて…
やがてその経験が貴女の血や肉となってくから。

2009年8月13日 (木)

うかうかしてたらこんなもんが出てましたっ!

所縁深い方々(残念乍ら現在体調を崩されているという森繁さんのは無かったけど)の対談やインタビューなどみっしり餡子の詰まった饅頭よろしく食べ応えある1冊。今年生誕80周年だそうで向田本の復刻とか、秋にはドラマ製作もあり目出度いこと尽くめです。ところで…糠床掻き回さん女子は赦せないけど、糠みそ臭い女子は駄目って…
久世さん、それどー考えても我が儘すぎますから(;゚∇゚)

Tokyojin

2009年8月12日 (水)

小津はなぜ紀子の結婚話ばかり描き続けたか。

Ozubook兵士たちの戦争 で「中国戦線篇」を観た。…少し時代を遡るが日中戦争は敬愛する小津が軍曹として丸2年の軍属生活を送ったことから馴染み深いのだ。激しい転戦の中で「敵兵を切ると時代劇のように一旦静止してスローで倒れていく」と冷静に観察出来るほど戦慣れしてゆく様、死んだ部下たちを埋葬出来ず置き去りにしたその悔しさ、また、監督仲間の山中貞雄が戦死し自身も飢えや渇き、疲労で朦朧となりながら「…山中は歩兵だった、彼の供養と思って歩き続けた」との一念で進軍した日々、その後ある村で出会った禅僧の元へ足繁く通い、互いに筆談で心を通わせたエピソード、死んだ母親(土民)の傍らで、何も解らないまま戯れる無邪気な赤ん坊の脇を兵士が列成して歩く様子に「完璧な美しさを持つ映画的カット」と感嘆したあと「これは映画ではない、現実なのだ」とする記述などなど…当時の日記や友人知人に宛てた手紙を元に彼の歩んだ時代を振り返る「小津安二郎と20世紀」や、文字通り「全日記」等で読むことが出来る。端的な文面に鏤められた諧謔が反って悲哀感を炙り出し、読み返すたび胸が熱くなる。

戦後、仕事に復帰した小津は“その経験を生かして”と、何度も持ちかけられた戦争映画のオファを断固として受けなかった。後に吉田喜重ら松竹ヌーヴェルバーグ世代の若手から批判を受け、ある監督新年会の席で何時になく泥酔した彼が「若造の貴様に俺の何が分かる!」と喜重に掴み掛かった話は有名。「戦争」が映画という作り物では間に合わない代物だと知り尽した男の重い言葉だ。

2009年7月10日 (金)

Pride and Prejudice

Pride…をテレビで初見。元々まどろっこしい恋愛をチンタラ描いた文芸作品ですから2時間枠じゃ到底収まる訳がなく、お陰で展開が早い…ていうか、長いtrailer(予告)観てるみたいな、折角の美しい田園風景を早回しで見るよーな感覚で終わってしまった、勿体無いなぁ。准じて視覚効果を狙った作為的なカメラワークも気になりました。2度目の舞踏会シーンなど、ロングでぐるぐる目紛しく廻ったりしてすごく疲れるのよ。やっぱりこの手の映画は長尺でモッタリやらなきゃ、ジェームズアイボリーとかでさ。 キャスティングは善かったとおもいます。リジー役にキーラナイトレイ、ダーシー役の彼(名前失念ごめん!)も好感持てました。贅沢を云えば若干純朴過ぎる顔立ちで、いかにもダーシーぽいposhさ、つまり“高慢チキな雰囲気”が足らないかな(BBCのコリンファースver.で刷り込まれてるせいかも?)と。父親Mr.ベネットには何と我らがクルート!(Dサザーランド)という個人的に嬉しい誤算も有り。 ※何を隠そう画像に写る人影はドナルドのバックショットなのだ(・∀・)

Pride2
←my書棚にある新潮文庫版「自負と偏見」。
中野好夫氏訳ver.で古く堅苦しい文体です…
でも映画版はあくまでプリビューにすぎないの。
全国のロマンス好き女子(&殿方)のみなさん、
オースティン文学最高の恋愛小説をぜひ!!

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2009年6月23日 (火)

バナナは皮を食う。

Banana遅読の友人から(ヒトのコト云えません)「1q84」のレンタル予約をして長々と待つ合間…ちょいとヤフオク覗けば凄い勢いで出品されてて、未だまだ高値で競り落とされていて…「ビンボ人は黙して待つべし」と諦めつつも手ブラでは去りがたく、誰からも入札なく終わりそうだったところをつい衝動的に落とした一冊。ひとたび頁をめくれば、珠玉の言葉たちが斟酌なくじゅわ〜んと染み入ってくる。脳味噌が凍み豆腐状態になる。ちょっと高いよなぁ…なんて躊躇は全くの暗愚、こういう非商業的付加価値への消費は寧ろ進んでせねばならん。平沢らいてうの“マクロビオティック論”に驚愕し、里見弴の“生きる智慧”に感銘し、香田文やサトウハチローの“おふくろの味に”泣き…。早い/安い/便利が有徳となる前、なだらかな時代を生きた人々の日常座臥…その名状しがたい美しさ。読了後におもわず 「今のままじゃイケンですたいっ!!」と夕陽に向かって叫びたくなる左門豊作(←久々に登場)であります。

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2009年5月23日 (土)

archer prewittの画集が出ますよー!

買わずに死ねるかっ!てくらい贔屓の御仁である。
彼のバンドSea and Cakeでも観ながら発売日を待つとしよう。
今宵の曲はやはり…Weekend!(本当に美しいMVだよジョー!)

皆さま方も新型ウィルス(H1N1)には呉々も気を付けて良い週末を!

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2009年5月 7日 (木)

エルスール…南へ。

Elsurbook
おぉ!やっと借りられたぜ@図書館!
…て大騒ぎするほどのことぢゃないけれど。
今年2月に漸く翻訳された待望の一冊。
南へと旅立ったエストレージャのその後ですよ。

明日から柴錬中断ね。←未だ読んでたのかよー


Elsur父への複雑な想いを基軸に揺れ動く少女時代、
宝石の如き日々をギリギリまで削ぎ落とした
演出で見せる映画版…座右の一本です。

…ただ元ネタである小説とは、キャラ設定とか
細かいところでビミョーに違うらしい…それが
吉と出るか凶とでるかは…読了後の御愉しみ?


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2009年4月22日 (水)

日々回転しつづけるわたしたちのこの世界はフンコロガシに押されていく糞の玉だ。ー虫の生活

Paripari甘い春野菜で作ったダイエットおやつです。
人参、胡瓜、大根を太めの棒状にザクザク切り、
塩、オリーブ油、酢、に漬けておくだけ。
口寂しい時にポリポリやるのだ。
美味いけど…でも…

何日もこれが続くと虫になったよな気分になる。

ぜんぜん関係ないけど…虫ていえば、ペレーヴィンの「虫の生活」。
愛読の書です。虫にはなりたくないが虫に惹かれてる貴方へ。

虫の生活 (群像社ライブラリー)虫の生活 (群像社ライブラリー)


著者:ヴィクトル ペレーヴィン

販売元:群像社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年3月22日 (日)

皆さん「現代版あしたのジョー」読んでますか?

Joegendai週刊誌で読める!という“リアルタイム感”は、私のよーなまるでダメ夫的世代(今の言い方に直すとアラフォー世代)にとってたまらん御馳走であります…ていうか過去に類の無いこのプレカリオ社会で日々の無力を際立たせながら生きる凡ての人たちに今こそ、矢吹の流した血と汗と涙を!!…みたいな(改めて週刊現代編集部に感謝)。それにしても熟…未読の方が羨ましい。だって諸君にはこれから先、あの名状しがたい感動の渦へと引きずり込まれてく“恐悦体験”が待っているのですから…Enjoy your ride!!!

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2009年3月12日 (木)

現役高校生の聖書(バイブル)…?!

Saintいま現在最年少の友人であり、このまえ話していて「ドリフを知らない世代!」だというコトが発覚したYK君(16歳)の“聖書”を貸してもらったんですけど、これがけっこう面白い。手塚の「ブッタ」に感銘受けて、コンビニ版を読み耽るブッタと、茨の冠に莟が付いてはしゃいだりするビミョーな天然キャラ、イエス二人の喜怒哀楽がぬる〜い日常と共に描かれ…なぜ一緒に住んでるのか、しかも東京立川に安アパート借りて(ミョーにリアルでツボです)…
これぞ 正しく神のみぞ知る。…みたいな(・∀・)ニヤニヤ

因みに画像は最新ノートパソコンが欲しいイエス(こまめに更新してるブログがたまに炎上したりする)と、より旨い米の飯が喰いたいと云って8万円もする高機能な炊飯ジャーを買いたいブッタとの仁義なき(?)争い。現在「モーニング2」に連載中で、単行本も今月中には3巻出るって(YK君、買ったらよろしこー)。それにしても私のよーなヘタレ読者のせいで雑誌が壊滅的に売れないこの時世に、モーニングはいつのまにか分割して「2」なんてのも出してたんですね…恐るべし講談社。いや、或いはこれも宗教界の2大巨頭が為せる業か?

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)

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2009年2月21日 (土)

俺は敵に背中を向けたことのない男だ…。

Books旅に出ることにしました。
それは遠い、途轍もなく遠い、遥か彼方…
文政12年へ遡るタイムトラベルです。

←遂に借りてしまったのよ、柴錬コレクション。

お、重い…。第一弾でこの量です…sweat01

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2009年2月18日 (水)

フレンチクォーター…in1941。

Cooking昨日のポタージュに少し牛乳足してのばし、
ストーブにかけて温め直しているあいだ、
ふわっとまろび出る欠伸で涙目になったままで
テネシーウィリアムスの日記を読む午後。

暫しくも男娼と過ごすニューオリンズの日々…
未だ「ガラスの動物園」も描く前ですね。

On2402
一方“ガラス細工”でない我が家の犬は…
ゆるゆると白昼夢の中をただよっています。
かなり愉快な夢らしく、時折尻尾をパタパタ。

「全くうらやましいぜよ…おまえさんが。」



Kerouacちなみにその日記とは…Notebookと題され、
「路上再び」と銘打った古雑誌に載ってたヤツ。
(昨日古本屋で買っためっけもんです)


親愛なるケローアクせんせい…
私もいっそ旅に出たほーがよいでしょか?

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2009年1月18日 (日)

噫…罪識と背合せで生き続ける者たちよ!

Tokyojin「東京人」2009年2月号は、な、なんと、
「剣豪の世界」特集ですよ、父上〜!

巻頭:時代小説とチャンバラ映画のヒーローたち
柳生十兵衛/佐々木小次郎/宮本武蔵
机龍之助/丹下左膳/眠狂四郎/平手造酒
座頭市/新撰組/椿三十郎/井口清兵衛
川本三郎×縄田一男 男のロマンと敗者の美学
井上ひさし:武蔵が悔いた兵法の病/松方弘樹:剣戟役者の魂に触れ合い、奮闘して/殺陣師久世浩:刀にせりふがあるような殺陣を/対談津本 陽×安西水丸:虚実を混ぜる面白さ/甲野善紀:想像を超える剣客の身体/佐江衆一:人を殺す剣、活かす剣/五味康祐と柴田錬三郎が創出した剣豪ブーム/伝統を受け継ぐ者たち/北辰一刀流 玄武館 六世宗家 小西真円一之さん+天然理心流 心武館 四代館長 大塚 篤さん/この小説、この場面。中山義秀『塚原卜傳』/津本陽『薩南示現流』/五味康祐『柳生武芸帳』/井上雄彦『バカボンド』考短期間のうちに急速に成熟する少年の物語/チャンバラ映画VS.香港ノワール/コラム一刀両断:幕末三大道場はどこにあったか/隕石から刀をつくった榎本武揚/立川文庫が人気を呼んだ理由/漫画で読む剣士たち/鑑定のプロに聞く名刀の条件/上段の構えで優勝!剣道日本一が語る強さの秘密 …他。

不覚にも今日図書館へ本返しに行った時に偶然見つけた次第で…
もちろん隅から隅までがっつり読ませていただきますたよっ!

後日改めて“柴錬コレクション”拝借にあがりたく候…  娘よりheart

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2008年12月16日 (火)

MW

Mwこのまえ話題にしてから気になっていた「MW」を実家から連れ帰り、20年振りくらいに読み返したんですけど…読了後の衝撃などまあ酷薄たるもので、つっかりやさぐれている自分に驚きました…哀しもがな「人間のあらゆる悪逆」に対して必要以上に免疫付いてるんですね。…両刀で、而も飼犬と獣通する性癖を持つ主人公とその愛人である聖職者(元ショタ)!…こうして口に出すのも憚れるアブナイキャラたちに、この“賀来神父”画像の如く名状しがたい悪寒を感じていた初々しい少女よ、今いづこ…。
実はタイムリーなことに近々実写映画が公開だということも知りました。でも…これってレイティングどーなってるんだろ?まさかそういう処は全くスルーなんてこと…腐女子的視点でなくともそれじゃー萎えますからね…本作の尤も重要なピカレスク的要素を取り除いたら本末転倒。少なくとも草葉の陰から手塚先生が嘆いてしまわれることのない作品にして頂きたいもんです。あ、今更云っても遅いか。

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2008年12月12日 (金)

小津と暗夜行路。

Ozushiga今日は小津安二郎氏の誕生日+命日。
夜から旧友との忘年会が控えています。映画に出てくるよーな“多喜川”とか“若松”みたいな名前の榲な店で静かに呑みたい処ですが、子連れママが多いので確実に無理でしょう(;´▽`A``
←しかしこれまたすごい萌えツーショットだねheart04
小津さんは志賀先生の大ファンだったらしい。実はうちの母も。何を隠そう名著「暗夜行路」は大人に成って初めて薦められた想い出の一冊であります(そろそろ読み返す時期かもしれません)。謂わずもがな「動物随想」は恐ろしくて二度と読めんが…あれはイケマセンよ。幾ら優れた文学者であっても無駄な殺生はダメです。♪みんなみんな、生きているんだ友達なんだぁ〜!

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2008年12月 9日 (火)

酒宴の翌日。頭イタイ…而も寒い〜(p_q*)

Mobear運良く午後からだらだらと降りつづく雨のため、
家の中で岩の如くじぃーと動かず過ごしてます。
オイラのボロボロな様子を気遣っているよーにも
見えますが…単に“散歩諦めモード”な犬の顔。

一緒に居るクマは去年買った「湯たんぽ」です。
今年はもっぱら“モーちゃんの友”と化しておる。


Stephenshore…当然こんな日は活字が頭に入らない。
そろそろ佳境に入ってきたアーヴィングの下巻等
到底無理。てことで選ばれし本日の一冊は…
←ContemporaryArtists「StephenShore」。
ロバートフランク直系とも云える風景や静物写真の数々を観てると凝固した痛みのツボがゆるゆると解けてくよーな気がします…。

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2008年12月 1日 (月)

Bathing with Irving… (公序良俗に反さない程度の入浴画像付き)

Bathing見境なく増殖していく読み差し本たちにかまけて
ふと気付けば半年以上も後回しにしてしまってた

「また会う日まで」上下巻。(御免ヨ〜!)

まるで映画「アリスの恋」みたいな導入部から
一転、主人公(無類の熟女フェチ!)が翻弄される
“女の海”にブクブク溺れる日々です…ブクブク。
…しかし風呂場でのアーヴィングには要注意ですよ〜。一旦読み始めると止まらなくなって洩れなく逆上せること必至ですから…(;´ρ`)

また会う日まで 上また会う日まで 下

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2008年10月18日 (土)

生まれついての好食者。

Recipe…で、食の本に故メがないのです。といっても、
今時のお洒落な写真が入ったような類ではなく、
いわゆる“黒モノ”。活字で真っ黒なヤツです。
百鬼先生はじめ、開高、壇、吉田といった昭和の
文豪らが残した随筆は頭で味わう食の教科書。
妄想力がバンバンに鍛えられますよー(・∀・)
でもって今宵の夜食はこの時期お薦めのこちら。
池波正太郎の必殺コンピ「そうざい料理帖」から我が家の定番メニュー、通称「正ちゃんうどん」w  但し豚肉の他に、大根の短冊切りと薬味の刻み葱もどっさり入れたモサこ流ですが…

これがまことに「うまいこと、おびただしい」のよ、平蔵さま(*^m^)

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2008年10月 7日 (火)

ゴールドテキーラの匂いが朝の肌からにじみ出てくる…「モーテル・クロニクルズ」より。

今は昔(昭和61年秋)、当時花の高校生だったオイラがたまプラーザ東急の本屋で偶然手にし、ド偉い感銘を受けた一冊…現在絶版…。

Samほら、帯に付いてた原文の詩を四角く切りとり、
中に貼りつけたりしちゃてますよーsweat01

本人はコレで「カックィィー!」とか思ってた…。

Sam2余った帯の残骸も律儀に栞として再利用してるw

ご丁寧にパンチで穴まで開けてます…リボンでも
結ぼうとしてたんだろうね(結局やってないが…)。

ただ闇雲に「ここから出なければっ」と焦ってたあの頃…自分には大学も成人式も必要ない、一刻も早く外の世界へ行かねばと(何の根拠もなく)。作者サミュエル・シェパード・ロジャースは、カリフォルニアのホームステッドヴァレーから遥か亜細亜の島国で遠慮解釈ない友人らより変人呼ばわりされてた少女へきっぱりと道標を作ったのだ。
☆(・∀・)God bless you, Sam(・∀・)☆

てことでコレを機に筑摩さん、復刻よろすくたのみますわ。←何様?
云うまでもなく、この美しい凸版印刷と藁半紙風の装丁でネheart


追:東証、一瞬1万割れ(恐)!ヘタレトレーダーは早々冬ごもり…?

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2008年9月24日 (水)

たまにゃ本棚の整理でもしてみようか…などと殊勝ぶったところで何時も最初だけ。もれなく途中放棄し、読耽ってしまうのが常である…(・∀-`;)

Comicで今宵の御伴は…なんじゃもんじゃ博士!

流離いの“博士とゾウアザラシ”てカップリング
だけで充分可笑しいが、次々現れるゆるキャラたちがまた問答無用に奇天烈。動物や虫はともかくおでんや海老フライ、空豆親子にアイスクリーム、果ては赤ん坊のオマルまで!故長新太先生のやんわりシュールワールド全開デシ。

2003年に復刻されたハラハラ篇/ドキドキ篇どちらも必読ヨ〜(・∀・)

↑上の画像は博士らが巨大ゴキブリの背中を延々と磨かされる話。
いくら磨けどダメ出しされ続けて日が暮れて…漸くピカピカになった
ゴキブリ(満足げな顔みて!)の背中に月明かりが映りこむ…

ナンセンスなのに詩的。深い。子供の頃、こんな面白い本を描く奴は
人間じゃないと思ったけど、今もってあらためて感じたこと、

「やっぱり長さんは神さまだったんだ(・∀・)」

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2008年8月26日 (火)

ことばのお洒落…向田先生からの遺言。

Kuniko先日映画館で隣り合わせた女子達の話に辟易。

その内容ガラ悪いこと最たるもので省略しますが

代りに自戒を込め(私も気を付けねば)敬愛する

向田邦子氏の言葉を彼女らへ勝手に捧げます…あ。断っときますが

コレ、そこでのほほんとして居られる殿方らにも云えることョ…φ('д'o)

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2008年8月11日 (月)

戦争はぜったいに(乂∀・)┌┛)`д) ;∴ダメキ-ック!!青葉学園物語シリーズ by吉本直志郎。

一年に一度、この時期くらいはきちんと考えたいもんですよね。
…つーことで反戦特集@地下街日記。先ずはお薦めの一冊から。

Aoba原爆孤児院「青葉学園」で底抜けに明るく暮らす
子供たちの悲喜交々を描いた反戦児童文学の傑作(シリーズ全5冊完結)。いや、何を隠そう
実はコショーリ復刊ドットコムにも寄稿してますbleah

今探すと初期仕様は増版でもプレミア価格…
この夏休み、近くの図書館で是非御一読下さい。

一刻も早く村上豊氏の素晴らしい挿絵版で復刻してほしい〜っ!

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2008年8月 8日 (金)

永久保存版:タモリ弔辞全文。(再合掌)

「8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが回復に向かっていたのに本当に残念です。我々の世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。あなたの今までになかった作品や、その特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受け入れられました。

10代の終わりから我々の青春は赤塚不二夫一色でした。何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていた時に、あなたは突然私の眼前に現れました。その時のことは今でもはっきり覚えています。赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ。私をみている。この突然の出来事で、重大なことに私はあがることすらできませんでした…

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2008年8月 2日 (土)

恐怖!「骨篇」のトラウマ。夏だしね。

Orochi楳図かずおの「おろち」が映画化されたね…

いや、このマンガには未だ忘れられずにいる
忌まわしい想い出があるんです。

小学生の頃大流行りして、同じ班だった仲良しの
男の子が貸してくれたんだけど…

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2008年7月12日 (土)

「THE BOOK OF TEA」…祭りの後の静けさ。

Waitroseまぁ、茶でも一口啜(すす)ろうではないか。

明るい午後の日は竹林に映え、泉水は嬉しげな

音をたてて、松籟はわが茶釜に聞こえている…。

はかないことを夢に見て、美しい取りとめのないことを

あれやこれやと考えようではないか。—岡倉覚三「茶の本」より

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2008年7月 8日 (火)

フレンチコネクション八百。(斉九展更新しますた)

Book相方が買って来た古本を横取りし…
何気なく読み進めればもれなく猥雑語の連打!
(いよぉ〜待ってたぜ大将!!)

このギラギラと躍動する文体よ!我が愛すべき

焼跡闇市派パンク文学よ!!



Shoe蛇足:公園で讀んでると足元に蚊が寄ってくる。
梳かさず何匹も殺す。蚊は私の血に塗れ死ぬ。
虫螻なれど母となる筈だった一生を終える。
踝に“我ここにありき”と最後の膨疹を残して。

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2008年6月20日 (金)

かつて、唯一無二の物書ありけり。本日の一冊「開高健:一言半句の戦場」

Kaiko掲載誌不明の随筆やらちょことした推薦文など…

単行本未収録のレアトラック掻き集めて500頁。

単なる歿ネタ集にあらずなんて野暮は云うまい。

今丁度淀川長治氏との対談を読んでるトコです。

淀川さんホモホモビーム出杉っ!
(一緒に風呂入りたいheart01て夢、天国で叶ったのかしらね…。合掌!)

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2008年5月 6日 (火)

小さな生活。古本市へ行ったりクロサワ観たり。

Bookアチャー!ロバロバカフェの古書フェア、
すっかり忘れてたぉ━━<(ll゚◇゚ll)>━━ッ!!!!
←掃除してたらDM出て来てた…orz

家から歩くと小一時間かかる距離だが…
年に一度きりの催しだし天気もよいことだし…
犬と散歩がてらに出かけてみよう。

Book3最終日にしては色々あって楽しめましたheart
…結果よければすべてよし!と。
(て、その使い方微妙にヘンだョモサこさん?)

←因みに本日の釣果はこちら v(-∀-)v
他にも欲しいのあったが洩れなく予算合わず。
タハ…ビンボ─人は辛いぜ(ノω・、)

Danplingよく歩いたし何時にもましてはらぺこあおむし。

そーだ、先日銀座で買ってきた維新號の饅頭を
サット蒸かしておやつにしましょう。

ココのは辛菜のや胡麻餡のとか色々ありますが
買うのはいつも肉まんデシ!!(・x・)キッパリ。


Kurosawaその後…何時まで続くんだよーって位に長〜い黒澤さんのアーカイブ番組を夜遅くまで鑑賞。

どーしたってこの信玄で観たかったね「影武者」。

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2008年4月11日 (金)

本日の一冊。「この方法で生きのびろ!」

この方法で生きのびろ!この方法で生きのびろ!―旅先サバイバル篇この方法で生きのびろ!―恋愛サバイバル篇この方法で生きのびろ!―職場サバイバル篇 

とりあえず東京の片隅でノホホンと生活している私のような人間からするとありえねーっ!シチュエーションのオンパレードですがパイソンズの「果物で襲われた際に身を守る方法」みたいなアフォ─な類ではなく、あくまで真面目に咄嗟の対処法を指南した実用書。特にこの時期新しい環境でスタートを切った人たちは大也小也不安や悩みを抱てると思います。中にはそれらを背負い込んでしまう繊細な方も居られるのでは?そんな時、ヒトにこそ手に取ってほしい1冊。

貴方の抱える苦しみは これから対峙しうる斯様な問題に比べれば未だそれほど深刻ではない。

と気付かされ元気が出てくる…筈です。以前過度に内省的な性格ですぐにドヨォォ─(lll-ω-)─ォォンとしちゃう実弟にこの本をやったら大変喜ばれましたお。♪take a load off funny! take a load off free...

時間有る方は果物スケッチも楽しんでってね、人生笑ったモン勝ち。

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2008年3月27日 (木)

眠れないので夜中にパンを焼く。

Bread3ばあちゃんの見舞い(老人病院)はしんどい。
帰って来てから眠れず夜中に独りパンを焼いた。
賞味期限ギリギリの干ぶどうを入れた丸パン。
…成形が下手なのは相変わらずデシ。


Muffin4 ウゥ…オーブン調子悪。温度調整できない…。
15年近く酷使した米国製のオーブントースター。
大きさもデザインも申し分ない子なんですが
もう寿命か…てなに縁起悪いこと云ってんのよ!


Dandelion_2結局それでも眠れず、夜通し本を読む。
これまた何年ぶりかしらという、レイブラッドベリ。
人はあてにできない。なぜなら…
逝ッテシマウカラ。(lll-ω-)…

たんぽぽのお酒 (ベスト版文学のおくりもの)…ダグはかつての自分だとみな思うのかな。

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2008年3月26日 (水)

頁めくると条件反射で涙(ノω・、) ウゥ・・・

Cookbook何年か前に祖母から譲り受けた料理本。
普段は本棚の隅に追いやられてます…ゴメンョ。

久しぶりに頁捲ると想い出のレシピがいっぱい。

Cookbook2中でも私たち姉弟の大好物だったコロッケ。
必ずコロッケの唄を歌いながら揚げてましたよ。
その調子外れで滑稽な歌いっぷりを聴く度に
飽かず弟と笑い転げたもんです。


Granma今日も退屈そうに病室のベッドで微睡む祖母…
「ばあちゃんのコロッケ美味しかったよなぁ」
そう云うと、その声が聴きとれないからか、
そんなことはとうの昔に忘れてしまったからか、
少し笑ったような困ったような顔してた…

←4歳の私(コロッケ食べ杉だよ…)と横浜にて。

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2008年3月15日 (土)

村上春樹版「ティファニーで朝食を」

Tiffany発売から早2週間…あー早く読まねばっ!
“悪名高き”龍口先生版もアレはアレで好き、
でもカポーティ×ホリーゴライリー×春樹
これ以上無い相性だと思われ(・∀・)


Tiffany_2ティファニー繋がり。高価な宝飾品にはてんで
縁遠いオイラ(トホ…)だが、これは座右の書。
イラストレーションも好いよねぇ〜♪
英語ver.はイギリスの古本屋にて75Pで購入w


Tiffany2言わずもがな映画版。プロットは今イチだが
ファッション+インテリアは最強の手本だ。

←もの凄ぉーく憧れたヨ、バスタブソファheart04

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2008年3月 4日 (火)

ブクオフでニコラ・ブーヴィエに遭遇。(とはいえcoyoteのBNですが…)

Coyoteハギャ─!!コヨーテさん何時の間にこんなモンを?
実家近所のブクオフで見つけ今更ながらにナンテコッタイ状態。速攻レジへマッハごーごーdash

それにしても税込105円て…(・∀・`)
嗚呼、本の処刑場よ!サバービアの支店よ!
こんなコトで潤うオイラの小さな生活よ!

 「ひたすら歩きつづけて、目的地にはまだ達していないが、

 目的地が見えるところまできてようやくそこにたどり着けると

 わかったとき、ちっぽけな頭蓋骨のなかに世界がなだれ込んでくる

 ような感覚が生じることもある。それはじつに幻想的な体験で、

 言葉ではとうてい説明することができない。」byニコラブーヴィエ

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2008年2月16日 (土)

からっぽな空間に身をおく贅沢…マーガレットハウエルの哲学。(暮しの手帖32号より)

Margret良質の素材、簡素でいてなお美しい意匠。

そんな彼女の服作りにも通ずる物の考えかた、

実直な人となりが伝わってくるコトノハの数々…

「飾り立てるための服ではなく、
シンプルで機能的な服を数少なく持つこと。」

40年も服飾デザインに携わる者とは思えん身軽で素朴な生き方に

深く感銘。私も外側を飾り立てるだけの女子にはなりたくない…

つーか先ずコノ茫漠たる物欲にかまけて物増やすのを止めなきゃ。

彼女の記事はこちらで。
暮しの手帖 2008年 02月号 [雑誌]

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2008年2月 6日 (水)

「銀の匙」と「Jasper Morrison」と匙ヲタ女子。

Jaspermorrison銀製の匙に萌える男の話(要約し杉)を再読中。

なんか最近岩波系ばっか…こう弱ってると躯が、

というか能が欲するの、抗生剤みたいなもんか?

実はかくいうわたくしも匙ヲタです。勘助のよーな

想い出を伴うそれではなく単純に匙の形が好き。

ナイフやフォークと比べても一目瞭然。ねー見てよ、このおっとりした

とことん呑気で攻撃性の無い形、まあるく平和な形。いいでしょう?

同胞(…と勝手に仲間呼ばわりw)である英国人プロダクトデザイナー

Jasper Morrison氏著の「A book of Spoon」(画像)は聖書デシ!!!

絶版だなんて酷…でも銀の匙 (岩波文庫)は普通に買えますよ〜!


追記:ああ〜もーイイカゲン治さんと!下北ナイト〜〜〜!

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2008年2月 4日 (月)

タハァ…風邪が長引き疲れも溜まってきた。そろそろ出番ですよ、井伏先生。

Fishingきょうは さっぱりつれない

をとりの鮎も いっぴき曳きころし 

いっぴきは逃がした。でも釣りたい

糸のさきに 石ころをむすびつけ 

かうして釣るまねをする

ごつごつ ごろごろ まさに手応えがある 

カワセミのやつ 羨しそうに見ているぞ ー渓流/井伏鱒二

※このフィッシュオン画像は何年か前に酒匂川渓流でヤマメ。
「釣天狗め」と先生に怒られそうだニャ〜('-'*)ゞ

アリナミン飲んでも乗り越えられん疲れが出てきたなーと思ったら
読んでみよう。しかしamazonで1円て…哀し過ぎるぉー。

川釣り (岩波文庫)

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2008年1月29日 (火)

平松洋子「大人の味」と「こどものあじ。」

朝風呂入ってすっきり(*'∀'*) 2度洗いした髪も乾かしたし、

薬も飲んだし、今日はこのまま布団の中でぬくぬくしちゃおーwww

平松さん最近の2冊、善いですね。←早速ぬくぬく読書中。

最新作「大人の味」はいつもながら首尾よく軽快でキッパリしてて

気の利いたユーモアもあって(人骨カレーには絶句したが:苦笑)

何かこう馴染の赤提灯で一杯ひっかけてフハァ幸せ(*'-'*)って感じ?

も一冊は、昨年買ったまま読み逃していた「ひとりひとりの味」。
(何と云っても100%ORANGEのイラストがど真ん中直球っすw)

そう、そうだった、風呂に浸かりながら蛇口からゴクゴク直接飲む

水道水のなんと冷たく美味しかったこと!…そんな子供時分に

しか感じとれんよな“あじ”がいっぱい詰まってる。

甲乙つけ難しこの2冊。私のよーな食いしん坊にとってはどちらも

「なかなか乙な味じゃないの。」by杉村春子@麦秋

ひとりひとりの味 (よりみちパン!セ 28) おとなの味

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2007年12月 6日 (木)

早朝備忘録:澁澤龍彦→N嬢のwetdream。

一昨日録った澁澤特番の再放送見ていてふいに高校時代の友人Nちゃんを思い出した。男子の前でも平気でエロバナするし「オー嬢」もバスの中で堂々と読む(澁澤も彼女から教わった)威勢の好い子だった。文化祭抜け出して一緒にライブ行ったりもしたっけなぁ……そうはいっても卒業以来今日まで忘れてたよーな存在(向こうも私のことなど憶えていないだろう)、この気まぐれな回想はほんの数分であえなくフェイドアウトし澁澤晩年旅行記、みたいな内容の番組を再びぼんやりと見ていた。

しかしそれだけで終わらないのが私のよーな頭の悪い人間。脳内消去したはずのNちゃんがその夜夢に出てきたのである(゚m゚*)それも夢の中で私は17歳のままのNちゃんと二人、無言で城っぽい成りの建物(サド城か?)に入っていき、なぜかミョーに妖しい雰囲気の中パンツ一丁になっているのだ…ここから先はレイティングすればXXX級、フロイト、ユングも吹っ飛ぶ 家畜人ヤプー並内容なので割愛します……て冗談ヨ〜(・∀・)ゞ

でも、あやふやで、へんちくりんで、ちょっとHな夢だった。
ハタっと目が覚め思わず横を見る(なぜかうしろめたい気分?)と
夫も犬もスヤスヤzzz… ホ。…喉がカラカラに渇いていた。
大きなガラスのコップに注いだ水をゴクゴクと一気に飲みほした。
そしてこれを書いた。

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2007年12月 4日 (火)

「てめえらなんざ転がるドーナッツと××してろい! 」byカートヴォネガット。

「屠殺場5号」「猫のゆりかご」「ローズウォーターさん…」などのカートヴォネガット氏絶筆、「国のない男」を讀んでいます。どこまでも愚かな人間の性に対峙し諧謔を弄する言の葉で斬る。
なんたる皮肉かこーいう人から死んじゃうんだね
全くこの世は不公平だ。
いまいちど合掌。


Kurt_vonnegut将来を担う甥姪たちに
託したい宝石のような一冊。

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2007年11月23日 (金)

不亦説乎ー新訳版「路上」読了。

Jackneal_2基い、「オンザロード」と記した方が善いかなー。
感想をひとことでいうと…春樹版「長いお別れ」に似て大好きな場面のそこかしこに多少のモヤモヤ感が…なぞと生意気抜かしてみるテスト。

いや、福田実ver.を読みすぎて凝り固まり歪んだオイラの言葉など何の意味もない!
禅でいう“無の心”でどうぞお手に取ってみて下さい。

池澤夏樹氏による折込月報も必読デシ!!

オン・ザ・ロード (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1)

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